みなさんこんにちは。
世界の平均燃費を5km/L上げる男 NINJABOLT南部です。
皆様にはどんどん、ボンネットを開けてエンジンルームを眺めていただきたいです。
日常のメンテナンスではだいたいどの辺を眺めれば良いのか、日頃確認しておくとどんな良いことがあるのかを解るようになっていただきたいです。
「開けたはいいけどどれが何なのか意味分かんないよ。」を無くしたいです。その為には、みなさまの疑問やアレルギーをできるだけ軽減していただきたく、ご自身の愛車をより深く理解していただくたく思いましたので自動車が何で動いているのかを解説いたします。
車をもっと理解するために
多くのドライバーは、普段ボンネットを開けることが少ないかもしれません。
車がどのように動いているのか、その基本的な仕組みを知ることは、日常的なメンテナンスやトラブルの早期発見に役立ちます。
エンジンルーム内を一度覗いてみるだけでも、あなたの車に対する愛着が深まるかもしれません。
今回は、初心者でも分かりやすいように、エンジンルーム内の主要な部品について解説し、ボンネットを開けることに抵抗を感じないようにするためのガイドをお届けします。
1. エンジンの基本構造
まず最初に注目するのはエンジンです。わかり易いですよね、大体真ん中にありますもんね。
エンジンは車の「心臓」とも呼ばれるほど重要な部品で、燃料を燃やして動力を生み出しています。
エンジンは多くの金属パーツで構成されており、外見は少し複雑に見えるかもしれませんが、理解するポイントは以下の3つです。
- シリンダーヘッド: エンジンの上部に位置し、燃料を燃焼させるための空間を提供します。
- エキゾーストマニホールド: 燃焼した後の排気ガスを排出する部品。通常は金属製のパイプが複数集まった形をしています。
- エンジンブロック: エンジンの下部に位置し、シリンダーとピストンを収めている部分です。
これらの部品を知ることで、エンジンが「燃料を燃やして動力を作り出す」というシンプルな原理を理解できます。砂埃を取ったり、上から覗いて見える部分だけでもキレイに拭き掃除しておくなど、砂埃には水や重曹水で、油脂類汚れにはエタノールやアルコールなどで普段からキレイにしておくと、エンジンオイルやミッションオイル、ブレーキフルードなど油が滲んでいたりすると「あれ?こんなところに油汚れなかったのにな?」「どこからもれているんだろう?」と汚れを辿り、オイル漏れなどを起こしている箇所や原因に近づくことができます。
2. バッテリー
次に目に入るのが、車の電力供給源であるバッテリーです。
多くは、ボンネットを開けて向かって右側にあることが多いです。もしなければトランクルームにあることが多いです。
バッテリーはエンジンの始動時や、車内の電装系(ライトやオーディオなど)を動かすために必要な電力を供給します。読んで字の如く、電気の源、「電源」です。
バッテリーの健康状態を保つことは、車の正常な運行に欠かせません。
- バッテリー端子: 銅や金属でできた接続ポイント。腐食やサビがあると電力供給が不安定になるため、定期的に清掃することが大切です。
- バッテリーチェック: 定期的に電圧を測定し、弱っている場合は交換の検討を。
3. ラジエーターと冷却システム
車のエンジンは運転中に大量の熱を発生させます。そのため、エンジンを冷やすラジエーターと冷却システムは、エンジンの寿命を保つために重要な役割を果たします。ラジエーターは、エンジン内の冷却液を循環させてエンジンを適切な温度に保つ装置です。
- 冷却液(クーラント): 冷却液は、定期的にチェックして不足している場合は補充する必要があります。冷却液が不足すると、エンジンがオーバーヒートし、重大なダメージを受ける可能性があります。
- ラジエーターファン: 冷却液を効率的に冷やすためのファン。運転中にファンが回っていることを確認すると安心です。
4. オイルフィルターとオイルパン
エンジン内部の摩擦を最小限に抑えるために、エンジンオイルが重要な役割を果たしています。エンジンオイルは、オイルフィルターを通過しながらエンジン内部を循環し、摩耗を防ぎます。
- オイルフィルター: エンジンオイルの汚れや微粒子を取り除く役割を持つフィルターです。定期的な交換が必要です。
- オイルパン: エンジンオイルが溜まる場所で、エンジンの下部に位置しています。オイル交換の際には、このオイルパンのドレンボルトを外してオイルを排出します。
5. ヒューズボックス
ヒューズボックスは、電装系の保護に欠かせない重要なパーツです。もし車のライトや電装機器が突然動かなくなった場合、ヒューズが切れている可能性があります。ヒューズボックスはエンジンルーム内に配置されており、簡単にアクセスできるようになっています。
- ヒューズ交換: 切れているヒューズを確認し、交換することで電装系の問題が解決することがあります。ヒューズは安価で、予備を常備しておくと便利です。
6. エアクリボックス、エアフィルター、エアフロセンサー
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エアフローセンサーボルトです。 空気の温度や吸入量を測定しECUに信号を送信しています。 |
エアフィルターは、エンジンに送られる空気をきれいにする役割を担っています。もしエアフィルターが汚れていると、エンジンに流れる空気が不足し、燃費が悪化する可能性があります。エアフィルターは定期的にチェックし、必要に応じて交換することで、エンジンのパフォーマンスを維持できます。
- 交換目安: エアフィルターは、1万〜1万5千kmごとに交換することが推奨されています。
7. ブレーキフルード
ブレーキフルードは、ブレーキシステムの動作に必要な液体で、ペダルを踏んだ時の力をブレーキパッドに伝えます。ブレーキフルードが不足していると、ブレーキの効きが悪くなり、非常に危険です。
- ブレーキフルードのチェック: フルードの量が適切かどうか、定期的にリザーバータンクを確認します。不足している場合は、適切な種類のフルードを追加します。
ボンネットを開けて愛車を理解しよう!
初めてボンネットを開けてエンジンルームを見た時、その複雑さに圧倒されるかもしれません。しかし、今回ご紹介した基本的なパーツや機構を理解することで、あなた自身で簡単なメンテナンスができるようになり、愛車への理解が深まるはずです。エンジンルームの中を自分の目で確認し、定期的にチェックすることで、車のパフォーマンスを最適化し、トラブルを未然に防ぐことができます。
あなたがエンジンルームを覗くことへのハードルを感じることなく、簡単にメンテナンスを始められるような内容を目指しました。
ぜひこれらの日頃のメンテナンスを通じて、愛車と人馬一体になり、日常の中かの非日常を味わってください。
今あることに感謝して、未来を生きすぎず、眼の前にある幸せを感じてください。私もそうしています。皆さんにも感じてほしいです◎
よろしくお願いいたします。
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